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ナラティブマーケティングとは?/わかりやすいマーケティング知識

  • 2020年11月28日
  • 2021年11月28日
  • MARKETING

ポイント

・ナラティブマーケティングの概要を知りたい

・ナラティブマーケティングの重要性が知りたい

従来のマーケティングで、ストーリーテリング型マーケティングという手法がありましたが、近年ではナラティブマーケティングが注目されています。

 
わがままネコ
ナラティブ??ってなに?

ナラティブとは?

ナラティブとは直訳すると、以下の意味を持っています。

「物語。朗読による物語文学。叙述すること。 」

出典:コトバンク

日本語では物語を英訳すると多くの人がstory(ストーリー)と思いますが narrative(ナラティブ)も同じような意味を持ちます。
明確な違いですが、ストーリーは、第三者がみる物語の事です。
一方でナラティブは、人から語られるものです。
個人的な解釈としては、参加可能か不可能かの違いになると思います。
ストーリーは小説などを読んでいると没入感はありますが、つまるところ第三者の話と捉えられるようイメージがあります。しかし、ナラティブは当事者から聞くことで自分もその物語の一部分に参加しているような気になります。ナラティブのほうがより生々しい話を聞けるといったイメージでしょうか?

例えば人のうわさ話を第三者から聞くのと、うわさ話の当事者から聞くのではまったく感じ方がことなりますよね。
後者のほうがより生々しく感じますし、自分がその話に対してより近いところにいる感覚を味わえますよね。(いいか悪いかは置いといて。。。)

マーケティングのナラティブなアプローチとは?

ストーリーテリング型マーケティングとの違い

 
わがままネコ
従来のマーケティングとは何がちがうの?

ストーリーテリングマーケティングは、商品を売る企業自身の物語だったり、商品自体の物語でアピールし、商品の良さやサービスの良さを知ってもらい購買につなげていく手法になります。一方でナラティブマーケティングは、ユーザーそれぞれに語ります。ユーザーが主役となり体験できる物語になります。誰かについての物語なんて自身の体験に比べたら興味ないものですよね。
例えば、若いころの部活でバスケをやっていたら、おのずとバスケの試合に興味がわいたりしますよね。その際に自分の部活をしていたころの記憶を重ねてみたりするのではないでしょうか。そういった自身が主役になれる物語があれば感情が動きやすくなるのではないでしょうか。

こういった背景からマーケティングに活用するとどちらがより商品やサービスを売ることができるかは明白でしょう。

ナラティブマーケティングの重要性

 
わがままネコ
なんでナラティブマーケティングは重要なの??

ナラティブマーケティングはなぜ重要なのでしょうか。
モノや情報があふれている近年では、良い商品や品質のサービスを出すだけでは市場での競争に勝つことができなくなっています。また、どんなに良い商品やサービスでも知られなければ売れません。そんな中で、ナラティブマーケティングはユーザーそれぞれに語らせ、自分が主役になることで商品やサービスにより興味を持ってもらうことができます。モノや情報があふれて、豊かになりすぎた社会にこそユーザー個々人に焦点をあてたマーケティングが重要なのです。

また、商品でしたらどんなタイミングでこの商品を利用すればいいのかの具体的な活用シーンが見えていると市場でのイメージ競争に勝つことができ、地位が高くなると考えられます。

ナラティブマーケティングのやり方

 
わがままネコ
どうやってナラティブマーケティングやるの?
 

ナラティブなマーケティングはユーザーを主人公にする必要があります。
ユーザーが体験しそうな日常や体験したことがあるであろう経験に特化したストーリー展開をしていくことが重要です。そのためには自身の企業の商品がどんな場面でユーザーが利用するか、ユーザーにどんなメリットがあるのか、日常に商品を溶け込ませるストーリーを考える努力をしなければいけません。
手法としてはまだまだ確立されていないマーケティングですが、これを活用することで競争を勝ち抜くのが容易になるかもしれません。

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