こんにちは!
グットライフのマネです!
今回はポーターのバリューチェーン分析を解説していきたいと思います。
ポーターのバリューチェーン分析とは?
バリューチェーン分析とは、ハーバード・ビジネススクールの教授であるマイケル・ポーターによって提唱された手法です。
バリューチェーン分析は、会社の事業活動の機能ごとに分類し、どの機能で付加価値を生み出しているかを分析するフレームワークです。
どの機能が自社の強みかを導き出す手法です。
事業活動の機能を主活動と支援活動に分類します。
以下の図のように主活動を全般管理、人事・労務管理、研究開発、調達に分類し、
支援活動を購買物流、製造オペレーション、出荷物流、販売・マーケティング、サービスに分類して自社の強み、そして弱みを分類して行きます。
図の全体を総収入額、主活動と支援活動が総収入を得るために利用したコスト。
総収入額からコスト(主活動、支援活動)を引いたものマージン、つまり利益になります。
さらに業界内の競合他社の強みと弱みを分析することで戦略を策定するのに役立つでしょう。
バリューチェーン分析の目的
フレームワークは、戦略を検討・策定するためにあります。バリューチェーン分析では、自社のどの活動で価値を生み出しているのか?競合はどのような活動で価値を生み出しているのか比較検討し、どの活動に限られた経営資源を透過するかまたは、削減するかの手助けになります。そういった答えをスムーズに導き出すためにバリューチェーン分析が存在しています。
バリューチェーン分析で重要だと思った活動についてはさらに細分化し、詳細に分析していくことも大切です。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
バリューチェーン分析を利用してどこで差別化するのか、どこに経営資源を投入するのか慎重に検討を重ね戦略の策定につなげていくことができます。
フレームワークはあくまでツールです。ツールをうまく活用してあたまが煮詰まるほど考えた末にでてきた結果が自社の経営に絶大な利益を生み出してくれるでしょう。大事なのは課題や問題とどれだけ向き合えるかです。
向き合った時間はうそをつきません、自分を信じて進みましょう。
ではでは!
参考文献
カール教授のビジネス集中講義 マーケティング/平野敦士カール (著)