今回はパーミッションマーケティングを解説していきます。
パーミッションマーケティングとは?
パーミッションマーケティングとは、簡単にいうと顧客の承認を得てから商品を売り込むマーケティングです。
元ヤフーの副社長であるセス・ゴーディンが提唱したマーケティングの手法です。
ゴーディンは、商品やサービスを企業側から一方的に売り込むのではなく、
企業の「連絡してもいいでしょうか?」という問いに対して、
顧客から「連絡をしてもいいですよ」という承認があるべきだという主張をしました。
現代は情報があふれかえっていて、いろんなことに関心や興味を持つことができます。そんな世の中だからこそ、興味のないCMや広告に邪魔されたくはないですよね。
日常生活で人に話をかける時を考えたら普通のコトですよね!
自分が好きなことをしているときに邪魔されるのをよく思う人はいませんよね。
従来は企業側から一方的に発信されていた情報も消費者の承認のもとに提供することが重要ですね。
パーミッションマーケティングのやり方
パーミッションマーケティングは具体的に5つのステップを踏む必要があります。
①潜在顧客が興味関心を持つようなインセンティブ(情報や賞品など)を用意する
②潜在顧客が示した関心を利用して、自社の製品やサービスを紹介する
③インセンティブを強化し、顧客からパーミッション(承認)を受け続けられるようにする。
④追加のインセンティブを提供し、顧客からパーミッションをさらに受けられるようする
⑤時間をかけてパーミッションを活用し、顧客の行動を変化させて利益を生み出す。
このようなステップを踏めば、本当に興味がある顧客を確保することができます。上記の5つのステップは見てもらえればわかる通り、第一にインセンティブ、第二にインセンティブ、第三にインセンティブといった考え方です。
例えば、楽天ショッピングでよくみられるのが楽天カードを使った決済だとポイントアップしたり、楽天モバイルを契約しているとポイントアップしますよね。こういったインセンティブを強化することで、生活に楽天の存在が取り込まれいき、楽天信者としてポイントがすごくつくから全部楽天で買い物しようと思いますよね。
こういったインセンティブから顧客の興味を引き、いろんな自社のサービスを紹介していくことで顧客の考え方を変化させ利益を確保し、ロイヤルティの高い顧客をつかむことができます。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
顧客のとの対話を大切にし、以下にロイヤルティを高められるかが収益性を確保するのに非常に重要です。
日常生活でもパーミッションマーケティングの考え方は実践できるの是非やってみましょう!
ではでは!
参考文献
カール教授のビジネス集中講義 マーケティング/平野敦士カール (著)