今回はロイヤルティマーケティングを取り上げていきます。
ロイヤルティマーケティングを学んでいきましょう!
ロイヤルティマーケティングとは?
ロイヤルティとは「忠誠」を意味しています。
ロイヤルティマーケティングとは、顧客がある商品やサービスなど特定のモノやコトに対して高い忠誠心を抱いている状態を作りだすための手法のことを言います。
例えば、ディズニーやアップルは多くの信者がいますよね。
多くの信者がいる状態を作り出すためにはロイヤルティマーケティングを利用していくことが重要です。
ロイヤルティを向上させるメリット
顧客のロイヤルティが向上すると、再購入や再来、新規購入などが増加して企業の収益が高くなるということが最大のメリットです。
新規顧客の開拓はかなり難易度が高いことが知られており、一度買ってくれたり、サービスを受けたことのある既存の顧客を維持することのほうが圧倒的にコストが安く収まります。
新規顧客の開拓はまず知ってもらうために広告などを打ち出して購買意欲を高めることからしないといけませんが、ロイヤルティの高い顧客は、 広告などを出さなくても商品を買ってくれますよね。
さらにロイヤルティがかなり高い顧客であれば周りの人に宣伝してくれ、企業から新規顧客の開拓をしなくても新たな顧客を生み出してくれるというメリットもあります。
また、多少の高価でも商品を買ったり、サービスを受けに来てくれたりしますよね。
値上がりしたけど「いつも使っているから」とか「ここのじゃないとダメ」みたいな理由でついつい買ってしまうなんていう経験がありませんか?
このように顧客のロイヤルティが高いという状態は、企業の収益性を高めるのに非常に重要であるということが言えるでしょう。
ロイヤルティを向上させるには?
ロイヤルティを向上させるためには、クーポンや値引きなどの金銭的なものから特別なイベントへの招待など形態はさまざまです。
また、ディズニーなどで代表されるような素晴らしいサービスと非日常を味わえるなどブランドのイメージを向上させ確立するための日々の努力が重要です。
そのために研究開発費や人材育成への投資を惜しまず行い、質の高い商品やサービスを提供することが顧客のロイヤルティを向上させる秘訣といえるでしょう。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
みなさんも生活の中で特定のモノやコトに対して、「信者」になっていることありますよね。
それは企業のロイヤルティマーケティングがうまくいっている証拠です。
企業の日々の努力やブランドへのこだわりが詰まった何物にも代えがたいものと考えると感慨深いですね。
ではでは!
参考文献
カール教授のビジネス集中講義 マーケティング/平野敦士カール (著)