本日は迷路の外には何がある?という本の紹介をしていきます。
この本はチーズはどこに消えたの続編となっております。
チーズはどこに消えたのなかでは、2匹のネズミと小人を用いて、
チーズ=自分が追い求めるものを手に入れるには、
変化に対応することの大事さが書かれております。
でも結局大事なのはわかったけどどうすればいいのかわからない。
チーズを探しに行きたいとチーズがそもそもどこにあるのかわからない。
そう思った方も多いのではないのでしょうか?
この本ではそのような人のために、
変化に対応するには?チーズを見つけるにはどうすればいいのか?あなたの考え方を変えてくれる一冊です。
こんな方におすすめ
・変化していく状況に対応できない人
・変化がこわくて勇気が出して行動できない人
・自分に自信がなく行動できない人
基本情報
著者
スペンサー・ジョンソン Spencer Johnson, M.D.
アメリカ・ビジネス界のカリスマ的存在。
心理学者であり、医学博士として心臓のペースメーカーの開発にも携わった。
『チーズはどこへ消えた?』は全世界で累計2800万部の大ベストセラーとなった。
他に『1分間マネジャー』『1分間意思決定』『プレゼント』『頂きはどこにある?』など著者多数。
2017年、78歳で逝去。本作が遺作となる。
門田美鈴
翻訳家、フリーライター。主な訳書に、スペンサー・ジョンソン 『プレゼント』 『チーズはどこへ消えた?』 、
マーク・ロベルジュ『アクセル』、アービンジャー・インスティチュート『2日で人生が変わる「箱」の法則』他、多数。
要約
今回の主人公は、ヘムという迷路に住んでいる小人の1人です。
スニッフとスカリー、小人のホーとともにチーズステーションCで好みのチーズをみつけだし充実した生活を送っていた。
しかし突如チーズがなくなり、スニッフスカリーホーはすぐに新しいチーズを探しに行ったがヘムはひとり、
いつものチーズが返ってくることの望み新しいチーズを探すことしませんでした。新しいチーズを探しに行くことをしませんでした。
迷路には危険なことがいっぱい、新しいチーズを迷路で探そうとすると今よりももっと悪いことが起きるかもしれないという思いから、
悪い現状を変える決断ができません。
この本はヘムを主人公にして、人生でためになる教訓を記載していきます。
1.自分の足を引っ張る信念もあれば自信を向上させてくれる信念がある。
この言葉は、ヘムがなんとか状況を打破しようとチーズを探しに行くことを決断したあとに出た言葉です。
チーズが見つからない日々を過ごし疲れ果てていたところに、ホープという小人が出てきてリンゴをくれます。
最初はいままで食べたことがないから、チーズではないから、という理由で食べなかったヘムですが、
一口食べるとおいしいし元気が出ることを体験した時の言葉です。
自分の考え方が今の自分を作っている。自分の信念がものの見方を狭量化していることをリンゴを食べて気づいたのです。
2.自分の信念は自分とイコールではない。
ホープと初めて出会った時、元気が出るかつ食べれらるのは、チーズだけではないということをリンゴをたべて知ったヘムが考えた言葉です。
そして、チーズしか食べることができないと最初に考えていたヘムは、
自分の考えを変えると、自分が自分でなくなるのではないかと思っていたいましたが、
りんごを食べるという別の考え方を自分で選び取ることをしても。
自分が自分でなくなってはいないと気づくのです。
自分が信じるものが変わっても自分は自分である。
書評
①一歩踏み出す勇気をもらえる一冊
②自分の現状に重ねることができる
①一歩踏み出す勇気をもらえる一冊
勇気をもって、ガンガン進んでいける人ばかりではないと思います。
現状に不満があるけど、変化が怖い。そんな方が多いのではないでしょうか?
人生は一度きり、挑戦してみる意欲がわいてくる一冊です。
②自分の現状に重ねることができる
年齢を重ねると経験や知恵がある分、固定観念にとらわれがちですよね。
自分が何を信じて生きているのか?異なる考え方を排除していないか?
今の自分の現状と重ねて読むことができます。
この本を読んで、異なる視点の考え方を試してみるのもいいのではないでしょうか?
変化を恐れずなんでも楽しむ心が少しでも持てれば、 自身の人生を最大限豊かなものにできるかもしれませんね。
迷ったら進んでみる、なにもないと思っていても思わぬところで新しい自分を発見できるかもしれませんよ??
ではでは!