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努力しないで生きる。これからの時代に大事なのはサボる才能?!ひろゆき 著「1%の努力」本のレビュー

  • 2020年3月26日
  • 2021年4月29日
  • BOOK

2ちゃんねるで有名なひろゆきさんの新作「1%の努力」ってどんな本なの?


今回のはこんな悩みにこたえていきます!

あの2ちゃんねるの開設者であり、ニコニコ動画でも有名なひろゆきさんが、書いた本です。

この本は一言でいうと、

サボる方法を教えてくれます

サボる方法とはなにか?

この本の内容を紹介していきたいと思います。

この本はこんな方におすすめ

ムダな努力をしたくない

なにを頑張っても結果がでない

基本情報

題名
 「 1%の努力」
ページ数
  288ページ
価格(amazon参考)
 Kindle版:1336円
 新書:1650円
発売日
  2020/3/5
著者
 ひろゆき
  本名:西村博之
  1976年、神奈川県生まれ。
  東京都に移り、中央大学へと進学。
  在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。
  1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、
  管理人になる。
  2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、
  「ニコニコ動画」を開始。
  2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。
  2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
  2019年、「ペンギン村」をリリース。
  主な著者に、『無敵の思考』『働き方 完全無双』(大和書房)、
  『論破力』(朝日新書)などがある。

目次

 序文 「1%の努力」とは何か
 エピソード1  団地の働かない大人たち ――「前提条件」の話
 エピソード2  壺に何を入れるか ――「優先順位」の話
 エピソード3  なくなったら困るもの ――「ニーズと価値」の話
 エピソード4  どこにいるかが重要 ――「ポジション」の話
 エピソード5  最後にトクをする人 ――「努力」の話
 エピソード6  明日やれることは、今日やるな ――「パターン化」の話
 エピソード7  働かないアリであれ ――「余生」の話

あらすじ

「努力」すれば報われる。

成功した人は「努力」をしている。

こんな言葉は皆さんの当たり前になっているかもしれません。

勤勉で、努力を続け、一生懸命に働くことが、日本人であり、美徳とされてきたこと。

そんな今までの常識を覆し、「働かずに生きる」つまりサボる方法を、

「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」でおなじみのひろゆき氏が、教えてくれます。

ひろゆき氏の生い立ちや人生のどこに力を注ぎ、最小限の努力で成功を収めてきたか、

その考え方が学べる内容になっています。頑張ればなんとかなるではなく、

いかに楽をして人生を生き抜くか?

これからの時代にフィットしたエッセンスが書かれています。

仕事をサボる働き蟻のイラスト

書評

1%の努力はどこでする?

冒頭にサボる方法を教えてくれるといってはいるものの、この本では、単にさぼってだらだらと生きる方法を教えているわけではない。

どこに自分の努力をもってくるか?

力を注ぐ場所を考えなければならないということを教えてくれます。

人が成功する要因の中で「努力」が占める割合は小さい。

TVや新聞などのメディアは、「努力」で壁をぶち破り、

成功した人という形で取り上げたがるが、実際は周りの環境や遺伝子も大きな成功の要因である。

世間の人に夢や勇気を与えているかもしれないが、

「努力」で100%何とかなるというのは幻想で、実際にはそんなことはあり得ない。

現実的かつ残酷な言葉かもしれないが、大事なことをこの本は私たちに突き付けてくれます。

努力しても無駄なら、人生諦めろってことか。。。

となってしまいそうですが、

ここで終わらないのがこの本の最大の魅力です。

じゃあどうすればいいか?

発明王 エジソンが残した有名な言葉があります。

「天才とは、99%の努力と1%のひらめきである。」

この本を読んで、ひろゆき氏は

1%の努力と99%のひらめき」を大事にしていることが伝わってきます。

自分で変えられる部分はどこか?

決して優秀で、頭がよくなくても、99%のひらめきを大事にし、

やりたくない分野やできそうもない事には手を出さず、自分が頑張る方向を見定める。

人とはちょっと違うことをして、価値があるように見せる。

そうして考え抜いて、1%だけ努力をするところを見つける

この本は、そんな考え方を教えてくれます。

考える人のイラスト

片手はつねに空けておけ

この言葉はひろゆき氏が、作中で描いた、

チャンスをつかむ秘訣です。

無駄な時間をなくして、本を読んだり、人脈を広げる努力をしたり、

精一杯の努力をする人がいるかもしれない。

努力することは素晴らしいことだが、「努力で何とかしよう」としている人は、両手がふさがっていて、チャンスが来ても、つかむことができないと語っている。

勉強して知識を蓄える = チャンスを掴むため

余裕をもって生活すること = チャンスを掴める状態

前者は確かに大事なことだ。チャンスしっかりつかむことができる準備になるからだ。

しかし、どうだろうか。

チャンスを掴む力がついても、チャンスが来た瞬間に掴むことができなければ、

力が強くても、成功できないで終わるだろう。

とここまで書くと、こんな疑問を持つ方もいるかもしれない。

じゃあ努力しないで、両手を空けといたほうがいいのでは?

確かに、両手を開けておけば、

チャンスに瞬時に飛びつけるかもしれない。

しかし、今度はチャンスを掴むための力が足りなくなり、

小さなチャンスしか捕まえることができなくなってしまう。

このバランス感覚が成功するには必要ということでしょう。

チャンスを掴む人のイラスト(男性)

ポジション取りをする

成功するには、ポジション取りが重要であるということを作中で、

ひろゆき氏が語っています。

これは体験したことがないこと、

みんながやらないことを、できる限りやっていくと自分がコミュニティの中で

特殊なポジションになれるということです。

この特殊なポジションは、コミュニティの中で欠かせないものであり、

生き抜くためにとても優位に働く属性だと思います。他人が知らない事を知っていることは、

代わりがきかない存在へと近づくことになります。

そうなれば自分が天才じゃなくても、人生を楽に生き抜ける気がしますね。

まとめ

みなさんいかがでしょうか。

これからの時代を生き抜くヒントが、凝縮された一冊になっています!

ぜひ手に取ってみてください!

ではでは。

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