みなさんこんにちは。
今回は「旅のラゴス」という本を紹介していきます!
この本は、1994年に刊行され、長く愛されているベストセラーです。
この本は以下の人におすすめです!
簡単にあらすじを紹介した後、
本をおすすめしたいポイントをみなさんにお伝えできればうれしいです!
少しでも読んで見たいと思っていただければありがたいです。
こんなかたにおすすめ
・SFの世界感が好き
・冒険がすき
基本情報
題名
「旅のラゴス」
著者
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。
1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。
この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。
1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、
1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、
1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、
1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。
1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。
1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。
2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
あらすじ
主人公はラゴスという男です。
SF調で描かれた世界を旅し続ける一人の男の物語になっています。
旅をする中で起こる様々な物語がラゴスを中心にかかれています。
波乱万丈な人生を送るラゴスは、なぜ旅を続けるのか??
本のおすすめポイント
おすすめポイント① さまざまなSFの世界感でワクワクできるストーリー
作中にはさまざまなSFの世界観が出てくる。
超能力や高度な文明。
また主人公はラゴス一人だけだが、
奴隷になったり王になったり様々なストーリーが、
一冊に凝縮された本になっている。
通常、映画や本では一つの舞台に一つの物語が描かれることが多いが、
ラゴスとそれを取り巻く様々な登場人物、
多彩なシチュエーションが描かれており、
読者全員がそれぞれの好きなシーンを作ることができると思います。
本全体を通しても、ページ数が多くなく、
冗長な構成になっていないことからすいすい読めます。
SF好きな方々にぜひとも読んでいただきたい一冊になっております。
おすすめポイント② 人生という旅をどうたのしむか考えさせられる一冊
人間には安泰を求めてしまう一面が誰しもあると思う。
しかし、ラゴスは旅をやめない。
王になり、結婚して、子供ができても旅をし続ける。
ラゴスがなぜ旅に出るのか??
その姿に人生での自分の使命はなんなのか?
その使命を全うし続けることの素晴らしさが描かれております。
「ラゴスはなぜ旅をつづけるのか?」
この本を読んで、是非考えてほしいトピックです。
人生という旅をどのように楽しむか。
皆さんの人生に大きな影響を与える一冊になっていると思います。
数時間で読める本の厚さになっていますので、
移動時間などのちょっとして空き時間にもおすすめです。
是非読んでみてください!
ではでは!