最近話題の本、「空気を読む脳」を買って読んでみようかと思うけど、どんな内容だろう?
今回はこんな悩みをお持ちの方のために、
「空気を読む脳」のレビューを書いていきます!
最近、本屋でも店頭の目立つ場所に配置していたり、
Amazonなどのショッピングサイトでも、
売り上げが上位に挙がってきている話題の本、
脳科学者の中野信子さん著「空気を読む脳」。
読んでみようかと悩んでいる方がいると思います。
そんな方々のために、本の魅力や感想を書いていきます!
是非最後までご覧ください!
基本情報
題名
「 空気を読む脳 」
ページ数
164 ページ
価格(amazon参考)
Kindle版:880円
新書:946円
発売日
2020/2/20
著者
中野信子(なかの のぶこ) 脳科学者、医学博士。
東京大学工学部卒業後、
2004年東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。
2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。
2008~2010年まで、
フランス原子力庁サクレー研究所で研究員として勤務。
「情報プレゼンター とくダネ! 」をはじめとし、
テレビ番組のコメンテーターとしても活動中。
フジテレビ「平成教育委員会2013! ! ニッポンの頭脳決定戦SP」で優勝、
「日本一優秀な頭脳の持ち主」の称号を得る。
著書に『世界で通用する人がいつもやっていること』(アスコム)、
『脳科学からみた「祈り」』(潮出版社)などがある。
内容
空気を読む脳
〈目次〉
はじめに
第1章 犯人は脳の中にいる ~空気が人生に与える影響とは?
第2章 容姿や性へのペナルティ ~呪いに縛られない生き方
第3章「褒める」は危険 ~日本人の才能を伸ばす方法とは?
第4章「幸福度が低い」わけがある~脳の多様すぎる生存戦略
おわりに
あらすじ
空気を読んで、相手の意図を察する。
そんな美徳を重んじる
日本人の行動や考え方を、
脳科学者である、中野信子さんが、
さまざまな研究結果と自身の知見を
基に紐解いていくような内容になっています。
最近の世の中で不倫が大きく報じられ、
多くの人からバッシングをうけるのか?
体育会系の評価が高いわけは?
など普段の生活で感じる疑問はもちろん。
日本人の才能の伸ばし方や幸福度が低いわけなど、
盛り沢山な内容になっています。
おすすめポイント
科学的根拠に基づき、日本人の特徴を解説
私たちは日々何かを判断して生きています。
「今日はどこにでかけようか」
「なにをたべようか」などいろんなことを考えています。
自分ではちゃんと考えているつもりでも、
その判断に至るには脳の仕組みが深くかかわっています。
著者の中野信子さんは脳科学者でもあることから、
作中では脳の仕組みを科学的に解説した上で、
私たちがやってしまう行動や、
陥りがちな状況を説得力がある形で伝えてくれます。
たとえば、不倫が世間で大バッシングを受ける理由ですが。
不倫という行動は、集団の意思を尊重する人類において、集団の利益に反する行為であるかつ、
種の繁栄に悪い影響があるという一面があります。
そして日本は島国であると言う地理的要因から、
集団の結束力が強く、
さらに不倫というバッシングを受けやすいことになります。
このように、脳科学だけでなく
さまざまな視点から解説してくれ、
単なる知識としてだけでなく、
普段の生活で役立つ情報を得ることができると思います。
書評
全体を通して、興味を引くような
コンテンツが盛りだくさんで、
目次を読むだけでも面白い内容になっております。
ただ、
脳科学や研究など事実に基づいた証言をしてくれ、
説得力がすごくある反面、
専門用語や脳の部位の名称など、
読みづらい箇所も存在します。
そんな言葉や部位があるのかと、
軽く読み流すつもりで読んでいけば、
そんなに気にならないかもしれません。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回の記事は主観のみになりますので、
みなさんが読んで感じた感想など、
教えいただけたら嬉しいです!
ぜひ一度読んでみてください!
ではでは!