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仕事はたのしいですか?「僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙」本の紹介

  • 2020年2月19日
  • 2020年3月12日
  • BOOK

みなさん「仕事をやめたい、人間関係がめんどくさい」そう思ったことはありませんか?

今回はあなたの仕事に対する考え方を変えてくれる一冊を紹介します!

こんな方におすすめ

・今の仕事が楽しくない人

・仕事上の人間関係がうまくいっていない人

基本情報

著者
福島正伸(ふくしま まさのぶ)
アントレプレナーセンター代表取締役
1958年生まれ。1988年株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)設立。
通産省産業構造審議会委員をはじめ、数々の委員を歴任。
人材育成、組織活性化、新規事業の立ち上げなどの専門家として、
25年以上にわたり全国各地で約7,500回、のべ30万人以上に研修、講演を行う。
名を残さず世の中を変えていくことをテーマにするその姿は、
多くの企業経営者、ビジネス書のベストセラー作家などから「メンター」と慕われている。
10 万部を突破した『リーダーになる人のたった1つの習慣』や
『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』 (以上、KADOKAWA 中経出版)など、著書多数。

概要

この本の主人公は就職して7年が経過したしがないサラリーマンです。

皆さんも抱えているような、上司や部下との接し方、仕事の取り組み方に悩んでいる普通のサラリーマンです。

そんな彼が、不定期に送られてくる差出人不明の手紙を読んで、さまざまな壁を乗り越えていくような物語になっています。

要約

第1章どんな仕事も自分らしくやれば夢になる

父親がもし毎日楽しんで仕事をして、

帰宅した時に仕事が楽しかったという話を聞かされた子供と、

毎日疲れて愚痴ばっかりの父親。

どちらの仕事に憧れると思いますか?

どんな仕事も楽しくやっていれば夢の職業務になります。

第2章うまくいかないことが楽しい

全ては自分の行動からはじまっています。

自分が見たようにしか見えないし、

自分が選択し決定したことの積み重なりで今の自分が成り立っています。

第3章人のせいにすると自分の出番が減る

どんなことも自分ごととして捉える。

自分の事情を優先した行動を取ると、

周りに協力者はいなくなり、

1人になっていきます。

メリットのないこと、自分の責任じゃないことだとしても、

自分の事として捉えることが大切。

第4章転んだら起きればいい

なにかにつまづいたり、

壁に打ち当たったら、

なかなか立ち上がれないですよね。

しかし、起き上がる意思を持つことが大切です。

今さら起き上がってももう遅いと思わずに、

今自分が転んでいる状態と気づいたいまが1番早い時です。

第5章あきらめない限り成功しかない

どんなことも、自分や周りの人を信じ続け、行動し続ける事で、

転ぶかもしれません。

ただ何度でも起き上がり、成功を目指すことで、

可能性は無限大です。

書評

①自身の視点を変えてくれる一冊

周りを変えることはできないが、自身の考え方なら変えることができる。

物語が進むにつれ、主人公自身が変わっていく様子を見ることで、

周りの人間の考え方、行動は変える事はできないが、

自分の行動考え方なら変える事ができそこから状況を変える事ができる。

そんな考え方、視点を広げることができる一冊になっています。

今の自分のおかれている状況が面白くないや上司や部下が気に食わないと思っても、

自身の考え方を変え、見方を変化させることで今まで壁だと思っていた事も乗り越えることができる。

②ひとりでは仕事はできない

この物語の一部で、プレゼンテーションの資料をみんなで協力してつくるシーンがあります。

1人ではできないこと、

1人では出せない力、

1人では継続できないこと。

そんなことも仲間がいれば強くすすんでいけるということを、

改めて気づかせてくれる。

どれほど仲間の助けを得ているか、

このシーンを読んでみると、自分の周りに感謝したくなります。

仕事とはただ生きていくための手段ではありません。

仕事は人の役に立つ事をやる必要があります。

自分はどんな人にどんなことで役に立ちたいのか少し考えてみる時間もあってもいいのではないでしょうか?

みなさんには手紙は届かないかもしれませんが、

この本を読んで見ると何通かは自身に届いている手紙として受け取れるかもしれませんよ??

是非読んでみてください!

ではでは!

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