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1兆ドルを生み出す方法?!「1兆ドルコーチ」から学ぶ!成功の秘訣

  • 2020年1月26日
  • 2020年2月25日
  • BOOK

皆さんこんにちは!

突然ですが、appleやGoogleなど世界的大企業のCEOたちに共通の師匠がいたことをご存じでしょうか?

その師匠というのが「ビル・キャンベル」という人物です。

彼がいなければ、皆さんが普段使っている「iphone」や「Google検索エンジン」がなかったかもしれないといっても過言ではないほど、影響力を持った人物です。

今回はそんなビル・キャンベルの成功の秘訣が記述されている、「1兆ドルコーチ」の書評・要約をしていきたいと思います。

基本情報

著者

エリック・シュミット(Eric Schmidt)
2001年から2011年まで、グーグル会長兼CEO。2011年から2015年まで、グーグル経営執行役会長。2015年から2018年まで、グーグルの持株会社アルファベット経営執行役会長。現在はグーグルとアルファベットのテクニカルアドバイザーを務めている。

ジョナサン・ローゼンバーグ(Jonathan Rosenberg)
2002年から2011年まで、グーグルの上級副社長としてプロダクトチームの責任者を務めた後、現在はアルファベットのマネジメントチームのアドバイザーを務めている。

アラン・イーグル(Alan Eagle)
2007年からグーグルでディレクターとしてエグゼクティブ・コミュニケーションの責任者、セールスプログラムの責任者を歴任している。

本書は、以下の内容で構成されております。

目次

Chapter1
 ビルならどうするか? シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え
Chapter2
 マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる
「人がすべて」という原則
Chapter3
「信頼」の非凡な影響力「心理的安全性」が潜在能力を引き出す
Chapter4
チーム・ファースト チームを最適化すれば問題は解決する
Chapter5
パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め
Chapter6 
ものさし 成功を測る尺度は何か?

本の要約

この本をChapterごとに要約していきたいと思います。

Chapter1
ビルならどうするか? シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え

大学のアメフト部のコーチしていたビル・キャンベルは、39歳という年齢でビジネスの世界に入り込み、シリコンバレー中のCEOをコーチした。コーチを受けた、人物はアップルのスティーブジョブズやGoogle CEOのエリックシュミットなど数々の有名経営者を育て上げた。

数々の偉業を成し遂げたビルという人物は、信頼誰からも愛され、尊敬されるものであり、有名経営者の誰もが壁にあった時「ビルならどうするか?」と考えるほど、影響力を持っている。職場に信頼関係と愛を持ち込み、成功に導く最高のコーチであった。

Chapter2
マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる「人がすべて」という原則

ビルは、人がすべての信念のもとマネジャーは肩書が作り、リーダーは人がつくるという考え方を大事にしていた。あらゆるマネジャーの最優先事項は部下の幸せと成功であると述べている。

会議は「旅の報告」=「部下や同僚のプライベートな話」から話始め、コミュニケーションを大事にし、楽しい職場環境の構築に努めた。「旅の報告」は、チームメンバーの連帯感を高め、パフォーマンスを上昇させるためです。人のコミュニケーションが会社の命運を握るということです。

Chapter3
「信頼」の非凡な影響力「心理的安全性」が潜在能力を引き出す

最高のチームとは「心理的安全性」が高いチームである。そしてその出発点が”信頼”である。信頼があれば、相手に異を唱えやすく、最善の決定を下す助けとなる。また、コーチされる側が自分の弱さを正直にさらけ出すことができる。そして、コーチは「聞きたくないことを聞かせ、見たくないものを見せる」ことで成功に導くことができる。

信頼とは「約束を守ること」であり、「誠意」「率直さ」「思慮深さ」が重要である。

Chapter4
チーム・ファースト チームを最適化すれば問題は解決する

ビルが指針の原則としたのは「チームファースト」であり、チームの全員が個人ではなく、チームを優先させることだ。そうでなければ、チームの成功はない。

問題や課題に直面した時、最初に行うべきは”チームに取り組む”こと、適所にチームが配置されているかをまず考え、当事者をチームに置くこと。「献身さ」「チームワーク」「誠実さ」をもって勝利を目指す、そしてリーダーは苦しい時こそ先陣に立つ必要がある。

Chapter5
パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め

「人を大切にするには、人に関心を持たなければならない」やさしい組織を作り上げるには、同僚の家族やプライベートに興味を持ち、大変な時には駆けつけてやることが大事。

「5分間の親切をする」せよ!「5分間の親切」は親切をする側には負担にはならないが、受ける側にとってはおおきなものである。正しいことで全員のためになることであるならば人を助けるべきだ。

Chapter6 
ものさし 成功を測る尺度は何か?

ビルは、報酬を受け取ることはしなかった。報酬が成功でなく、自分のために働いてくれる人、自分が助けた人が自分の成功を測る「ものさし」であるといった。

書評

①マネジャーやリーダーだけでなく、すべての人に成功の秘訣を教えてくれる
②人間の「愛」の力が感じられる一冊

①マネジャーやリーダーだけでなく、すべての人に成功の秘訣を教えてくれる

ビルキャンベルはCEOなど経営者へのコーチをしていたこともあり、この本がマネジャーやリーダーに向けたものと見られそうであるが、中にはコーチされる側の資質にやチームについての考え方も記載されており、すべての人にお勧めできる本である。

チームメンバークラスでもこの本を読み、ヒントを得ることで、チームの成功に大きく貢献できるでしょう。

②人間の「愛」の力が感じられる一冊

ビルという人物が、愛情深い人間であり、その愛があったからこそ数々の経営者が成功することができた。

成功のカギは、頭の良さではなく「愛」であるということがわかるような、多くの経営者の体験談も載っており、いかに人間の愛情が人を動かすかということが見て取れる一冊です。

まとめ

ビルキャンベルという愛情深い人物がかかわり、appleやGoogleができたと考えると明日から「iphone」や「Googleの検索エンジン」を使うときに、ふと自分も愛情を持って人に接しようという気分になってもらえればありがたいです!

さらに詳しく読んでみたいと思った方は是非読んでみてください!

youtubeでも配信しているので、お時間あれば見てください!

ではでは~~

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